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2008年12月23日
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ふと目が覚めた。辺りは相変わらず静寂に包まれている。アラームは3時半にセットしていたけどまだ鳴っていない。ずいぶん寝たような気がするので時間を確認すると・・・「げっ!!!!」
僕のプロトレックは4時半を表示していた。「おいおい時間過ぎとるやんけ」
全く気付かなかった。予定では3時半に起きて出来れば4時、遅くとも4時半には出発するつもりだった。山と高原地図のコースタイムを参考にすると5合目から登り始めてお鉢めぐりをして下りてくるのにだいたい11時間ほどかかる。それだと下山時間は15時から15時半。まぁこれならいいだろうと思っていた。しかし今時刻は4時半。DSCF8032.JPGちなみに出発するにもまだ荷物をまとめていない。後ろのまずトイレに向かいその後車の中で朝食。コンタクトをしようと思ったけど時間節約のためにメガネマンで登ることにした。
結局荷物をまとめて駐車場を出発したのは5時7分。すでに東の空が赤くなりこれから登る富士山も全貌が見える。出遅れたなぁ~。巻き返さなきゃ。
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20:00。後部座席に横になる。フルフラットにしてもいいんだけど荷物もあるしめんどくさいのでそのまま後部座席で寝る。横の車がうるさい。ワイワイガヤガヤうるさい。「うるせーなぁ~!!」と思いながらも眠りに落ちた。

?:??。寒くて目が覚める。周りはとても静かだ。レインウェアを羽織って丸まって寝た。

1:22。どーにも寒くて目が覚める。それより前から寒くて熟睡できなかったけど起きるのがめんどくさくて丸くなってごまかしごまかし寝ていたけどもう限界。起き上がりシュラフを引っ張り出す。「あったけぇ~」。車内の気温は15.2℃。こりゃ寒いわ。外は何度くらいなんだろか??ともかくぬくぬくシュラフでぐっすりと眠った。
ガス・雨・クネクネ道のスバルラインもゴールの5合目が近づいてきた。道が平坦になりそろそろ着くなと思った時、突如思いもしないものが目に飛び込んできた。なんと進行方向左手に何十台もの大型バスが駐車場に停まっていた。「何これ??」  
事態が飲み込めないままにガスの中を進んでいくと今度は建物の明かりが目に入ってきて「えっ?なになに??」と戸惑いながら走るとそこは5合目の売店なんかが集まっているところであった。しかもめちゃくちゃたくさん人がいるではないか。その人たちはバスを待っているのかタクシーを待っているのかわからんけどとにかく登山の格好している。途中までほとんど車の姿を見なかったのに悪天候の中の5合目のこの賑わいに戸惑いのあまり思考回路が止まってしまった。「え?え?え?」とわけのわからんまま走る。どこに車を停めたらわからんまま走ると今度は道を下り始めた。「え?なんで下るの???」と泣きそうになってると前方にピカピカ点灯するLEDが目に飛び込んできた。なんのこっちゃわからんけどそのピカピカに近づいていくとそれはこの真っ暗かつ大雨の中、駐車場を整理するLED付きのカッパを着たガードマンであった。「え?なんでこんなとこにガードマンがいるの?大雨だぞ?しかも夜だぞ??てゆーかここは富士山の5合目だぞ??」まったく理解不能のままガードマンに誘導され駐車場に車を停めた。なんだここは??それまで全然人がいなかったのにこのエリアに入ったとたんにめちゃくちゃ賑わっとるやんけ。しかもこの大雨の真っ暗闇でわざわざガードマンが誘導してくれる。ここはディズニーランドか??まわりの車を見ると東京や横浜なんかの車が多い。関東資本が入ると登山口もここまで変わるのか??東京ってすげーなぁ。スバルラインを登ってた時の「もしも一人だったらどうしよう」という不安はあっという間に吹っ飛びテンションが一気に上がった。一人じゃないという安心感、いいねぇ。
車を降りてトイレに向かう。さむっ!!さすがにここは富士の5合目。気温は余裕で20度を下回っているだろう。しかも雨が降っていて風もあるので体感気温はもっと低く感じる。トイレまで来ると屋根があってそこの軒先でマットをひいて寝ようとしてる人もいる。バスだかタクシーだかでここまで来て朝までここで仮眠するんだろうな。このくそ寒い中ご苦労さんです!!用を足し横の売店をのぞいてその後車に戻る。駐車場はさながらキャンプ場みたいな様相を呈している。ネットで見た時には9月の富士山はシーズンオフで登山者も少なくて天候も不安定でお勧めできんみたいなことが書いてあるサイトが多かった。内容をよく読むと初心者向けのサイトだったけどそんな事ばかり言われると初心者に毛の生えた程度の僕なんかは不安になってしまったけど現実は全然違うようだ。こんだけ人がいたら「登山者も少なく・・・」の部分は当てはまっていないぞ。まぁ夏場の殺人的な混みあいと比べたらこれでも少ないのかも知れんが・・・。
とりあえず一人登山の心配は払拭されたので安心して寝る準備を始めた。
中央道を河口湖インター目指して走る。中央道は小牧から東京まで続いているんだけど大月から河口湖へ逸れる道も中央道だ。東海道線の美濃赤坂への支線や山陽線の和田岬への支線と同じような感じか。
河口湖ICでおり富士スバルラインに入る。少し登ったあたりから雨が降り始めた。前にも後ろにも反対車線にもまったく車の姿はない。料金所で料金を払う。往復で2000円!!高ぇな~。取りすぎだろ、これ。
5合目を目指して登っていく。雨はどんどん強くなり土砂降りになった。車は僕だけ。一人で富士山を登っていく。
ちょっと予想はしてたけど嫌な予感がする。駐車場に停まるのは僕だけではなかろうか。でもって登山者なんか全然いなくて頂上まで一人旅になるんではなかろうか。その昔11月に富士宮から登った時のこと。前日の夜に駐車場まで来たものの500台駐車可能な駐車場にはなんと僕の車のみ。天候は大荒れで雨もザーザー降っていた。その次の年の月下旬のゴールデンウィーク。さすがにGWなら人がいるだろうと踏んでいたのだが前日の夜にきてみるとまたもや駐車場には僕の車のみ。このときは前回よりもさらに天候は大荒れで車の中で寝ていても強風で車がぐわんぐわん揺れた。オシッコのために外に出ようものならそっこーびしょ濡れになるくらいの強風&豪雨であった。
今回は富士宮から吉田口に買えたんだけど今日もまたもや一人ぼっちっぽいな。後ろから来る車は1台も無いし上から下りてくる車も皆無だ。しばらくするとガスが出てきて前方が見えない。ますます気が滅入ってきた。
時折上から車が降りてくる。しかし後ろからは車は皆無。と思ったら猛スピードで軽自動車が追いかけてきた。雨ザーザーな上にガスが視界は悪くしかもクネクネの山道だ。すかさず先に行かせた。そしてまた真っ暗な山道を一人で登っていく。すると途中で展望台が現れた。と、ここで先ほど僕を追い抜いた軽自動車が停まっていた。登山者ではないような感じではあったがやっぱりかとすこしがっかりしながらも上へ上へと登っていく。   続く
温泉に入りすっきりしてから次なる目的地、富士山の吉田口を目指す。と、その前に飯を食わねばならん。時刻は16時をまわっている。とりあえずこの日は無性にお寿司が食べたかった。よし、寿司食うぞ。回転寿司だ。かっぱでも蔵でもスシローでもいい。100円寿司に行こう。
須玉まで戻ってきた。とりあえず来た道(佐久甲州街道?)をそのまま走る。道路沿いに寿司屋は無いかと探しながら走る。結局須玉には無く韮崎までやってきた。しかし韮崎の街なかが近付くにつれ道は渋滞し始めた。ちょうど混み始める時間なのかな。のろのろ走っていると1件の回転ずし屋を発見。しかし見たことのないお店だ。100円なのかどうかを見極めようしているうちにノロノロと通過してしまった。Uターンして引き返そうかと思ったが反対車線はこちら側よりもっと渋滞している。結局見極めることもままならずそのまま進まざるを得なくなった。しかし混むなぁこの道は。
そのまま走り国道20号に出る。甲府方面に走っているとでっかいアピタを発見。このまま走っても寿司屋があるかどうかわからんのでここで晩飯とか明日の食料を買うことにした。するとラッキーなことにこの中に回転寿司を発見した。近づいてみるとうまい具合に100円寿司である。その名も「回転すし うおえもん」。う~ん、知らん。しかし100円なので迷わず入店。昔は一人で飯屋に入るのが嫌な時代もあったけど今は全然行ける。一人寿司上等である。時間が早いからなのかいつもそうなのか全然すし・・・いや、食べ物が回っていない。仕方がないのでタッチパネルでバシバシ注文する。ひとしきりお腹の方も落ち着いたので店を出る。その後アピタで食料の調達。買うものも買ったので富士山吉田口に向けて出発。甲府昭和インターから中央道に乗り河口湖インターを目指した。
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1977/09/23
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さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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