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時刻は5時前。そして思いついた。「文殊撮りに行こう」
前にも書いたけど我が家からJRの宝塚線こと福知山線の線路までは目と鼻の先。なんならベランダからでも撮れるけどどうしようもない構図なので撮ったことはない。
愛機のD300を首からぶら下げ線路に向かう。今日のポイントは前回撮れなかった川西池田の駅を出てすぐのカーブ部分。17時半(鉄道のダイヤの話をするときは24時間表記で話をしてしまう・・・)ころ通過する文殊1号を狙う。先週はこの時間に通過する文殊はオートフォーカスで狙うには光量が全然足りなかったけど今日は大丈夫そう。1週間違うとだいぶ違う。しかしヘッドライトに幻惑されたら嫌なのでここはやはりマニュアルで撮影する。前回の反省を生かしフィルターを外す。で、時刻通りに文殊が通過。今回はフィルターなしでの撮影なのでカメラ内で乱反射することなく撮れた。しかしピントが少々ピントが甘い・・・。
ところでこの土曜日からこの線にも新型車両が投入される。683系サンダーバードをベースにデザインされた287系こうのとりだ。駅でゲットしたパンフレットに287系で運行されるダイヤが載っていた。一日7往復。それ以外は183系で運行されるようだ。快速電車の本数が減らされるのは悲しいけど新しい車両が投入されるのはちょっと嬉しい。近いうちに183系が引退しそうな感じだけど今回の撮影でもう満足じゃ。とりあえずベランダでハンモック張って本でも読みながら走り抜ける287系の姿を眺めてみよう。
帰りたいとごね始めた4歳児をなだめつつ沿線観察。文字通りの路面を走る軌道線と通常の鉄道みたいに線路を走る鉄道線が入り混じった路線だ。じっくり一人で乗ったら面白そうな路線だけどごねるチビをなだめながらの乗車なのでなかなか楽しむだけの余裕がない。気がつくと帝塚山のあたりを走っていた。路地裏っぽい狭いところを路面電車と車が走る。軌道内も車は進入禁止じゃないので路面電車の後ろに車がくっついて走る光景は路面電車王国「広島」出身の僕の目には異様な光景に映る。そういや以前こういう風景を見たことがあるな。あれは今はなき岐阜の路面電車(名鉄)だ。広島の路面電車は自動車の軌道敷内への進入を禁止にしている。そしてそれが当たり前だと思っていたので岐阜での光景(自動車が路面電車を追いかけるように走る・自動車が路面電車のように軌道敷内の軌道上を走る)には度肝を抜かれた。それが今、ここ大阪でしかも大阪市内一の高級住宅街「帝塚山」で目にすることになるとは思いもしなかった。しかしこの帝塚山、路面電車が走ってるエリアだけを見ると正直高級住宅街には見えない。なんか町も古臭い感じだし「品」ってものが感じられない。これなら我が家のご近所、「雲雀ヶ丘」の方がマシなのではないかと思ってしまう。まぁ帝塚山と言っても全部が全部高級住宅街ってわけではないんだろう。
その後、路地裏・大通り・鉄道線とめまぐるしく車窓の風景が変わり電車は堺市内へ。大通りを一直線に軌道が伸びている。チビはすでに「帰りたいなぁ~」ではなく「おもしろくない」とか「ろめん、なさけない」とか言い始めた。4歳児には子の路面電車が「なさけない」という風に映るらしい。「なんで?」て聞くと「だってさぁ~、とっても遅いんだもん」とのこと。だるそうに窓の外を見ている。こりゃ帰りは無理かもなぁ。
堺の街なかを抜け電車は終点浜寺駅前に到着。チビ的には満足度は低そうだ。う~む、やっぱチビにはまだ早かったか。今度は一人で来よう。乗り放題券を買ってじっくりどっぷりこの路線につかりたい。いい画が撮れそうな場所もいっぱいありそうだし。そんな阪堺電車の旅だった。
家を出て川西池田に向かっているとホームの端っこに三脚を立てた鉄ちゃんたちを発見。北近畿、文殊、タンゴエクスプローラーが見れる最後のチャンスということでみんな撮りに来たんだろう。だけど駅で三脚はいかがなものか。一応駅撮りのマナーとして三脚は使わないというのが暗黙のルールではあるんだけど。
改札を抜け列車に乗る。座りたいので快速をスルーして各停に乗り込む。各停がきて快速2本に追い抜かれる。このパターンも今週いっぱいで終わりだ。
大阪で関空紀州路快速に乗り換え天王寺へ。ここから阪堺電車に乗り換える。阪堺電車は天王寺駅前から終点の浜寺駅前までどこまで乗っても200円均一。堺市の支援でこないだまで1区200円、2区290円だったのを全区間200円にして利用者増を狙っているみたい。こんなに人口の多いエリアでも経営は厳しいようだ。ちなみに阪堺線は恵美須町からも出ている。新今宮からも乗れるんだけどこちらからだとほとんどが我孫子道止まり。なので12分間隔で浜寺駅前行きがやってくる天王寺から乗ることにした。
電車に乗り込み程なくして発車。この阪堺電車に乗るのは初めてだ。この際だから全線乗り潰したい。浜寺まで乗って帰りに住吉経由で住吉公園まで行き、そっから住吉経由で恵美須町まで行けば乗り潰し完了だ。
しかしここで問題が発生。早くもチビが飽きてきた。まだ発車して間もないというのに「もう帰りたいなぁ」なんて言い始めた。なんということだ!!自分で「ろめん乗りたい」とか言ってたくせに。(チビは路面電車のことをろめんと呼ぶ。レミオロメンっぽいけど路面電車のことだ)
早くも阪堺電車全線乗り潰しに黄色信号がともった。 続く
今日は21時から「鉄道・絶景の旅」、22時から「全国百線鉄道の旅」をみた。特に「全国百線鉄道の旅」は映像がきれいというか画の構図がとても素晴らしくて見ていてとても感心している。「この構図いいなぁ~」って自分が写真を撮るときの勉強にもなる。とってもクオリティーが高くていい番組だ。今日の路線は釜石線・山田線・岩泉線。僕がここ2年の年末に乗り潰した路線だ。今日もすごくきれいな映像でいい時間を過ごせた。
とりあえず1時間弱時間があくので一旦家に帰り残りの家事のノルマをこなす。午前中は浴槽掃除を片付けたから今度は残りの浴室全体の掃除だ。浴室の壁、床、洗面器、イス、鏡など全体を掃除する。その後洗濯物を取り込み再び現場へ。我ながらよくやってると思う。
北近畿と同じ構図で文殊も撮影。しかし辺りはだいぶ暗くなりオートフォーカスで撮るには限界がみえてきた。基本的には「P」モードで置きピンにしてたけどこれくらい暗くなった時に露出をカメラ任せにしてしまうとヘッドライトに幻惑されてアンダーになってしまう。なら「S」モードにすればいいんだろうけど僕は潔くオートを捨ててマニュアルに切り替える。文殊2号が通り過ぎ1号が通過するまでの30分足らずの間にどんどん闇が迫ってくる。被写体ブレだけはなんとしても避けたいので感度を上げ絞りを開く。
そして文殊1号がやってきた。4両編成の列車はあっけなく通過。そして撮った写真をチェックすると 「ん??」
なんか3つの緑色の明かりが写り込んでる。「なんじゃこれ??」 他の写真を見ても文殊を撮ったすべての写真に3つの光が写り込んでる。しかしすぐに気付いた。こりゃ列車のヘッドライトがカメラの中で乱反射してるんだな。しかしこれはいかんだろ、写真的に。このままではいかんのでプリントする際にはフォトショップでこの光を消さなければ。めんどくせぇ~なぁと思うと同時に「ずっとこれが続くんだろうか??」という不安が沸き起こる。そういや昔、ヨドバシで従来のフィルターとデジタル専用のフィルターの違いを聞いた時にデジタル専用の方がコーティングの違いでカメラ内での乱反射が起こりにくいって言ってたな。ちなみに今日の仕事帰りにヨドバシ寄って聞いてきた。写真見せて説明したところ原因はやっぱりフィルターだった。ただ光源の強いものを撮影する時はフィルターは外すべきとのアドバイスを受けた。今ある一番グレードの高いフィルター(レンズ保護用)を使っても乱反射は100%は防げないとの事。とりあえず原因と対策がはっきりして自分的にスッキリした。
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