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2008年12月23日
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711f5b14.jpegDSC_8336.JPGDSC_8316.JPGDSC_8321.JPGP1000178.JPG蟹田に到着。雪の勢いは増す一方だ。とりあえず線路をまたぐ跨線橋の上から上下線のスーパー白鳥の撮影。中小国側の窓にはびっしり雪がついて全く外が見えない。しつこいけどこれは強烈だ。駅のホームでは懸命な雪かきが行われている。
僕の乗る14:01発の青森行きも折り返しの列車の到着が遅れて17分遅れで出発した。瀬辺地では行きには見えてた駅名表に雪がついていて全く見えない。朝よりもさらにひどいことになっている。郷沢でも保線の人がホームで雪かき。こんだけ降ってりゃやってもやっても追いつかないだろう。大変だ。ご苦労様。
中沢では下りの貨物列車2本が並んで僕の乗る青森行きの通過まち。もうダイヤもぐちゃぐちゃになっている模様。こんな厳しい気象条件の中では普通に生活することさえ大変だろう。
どか雪の降り積もる中、青森に到着。時間があるのでコンコースの土産物屋に向かう。ツアーの団体がいて混雑している。しかし話す言葉が日本語ではない。その団体は中国人の団体だった。東北も北海道もここのところ中国人が多い。
時刻は15時過ぎ。少し早いけど夕食をとる。僕がこの旅のしめくくりに選んだ食事は・・・駅横の食事処「つがる路」でとんかつ定食にご飯大盛り。全く青森と関連のない食事だけど何ががっつりしたものが食べたかった。
P1000193.JPGP1000200.JPG青森駅のバスターミナルもこの天候で足元はシャーベット状態。こんな天候なので街を歩く気にもなれず1本速いバスで空港に向かうことにした。1本といっても時間にして約1時間も違う。16:50のバスに乗る予定を15:55のバスで空港に向かった。
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結局タクシーでの振り替えはなくなった。出発のめどが立たないのでホームに出たり車内に入ったりを繰り返していると遅れている新青森行きのスーパー白鳥が到着次第発車するとの車内アナウンスがあった。とりあえず列車が動くことに安心するもすでに出発時間はとうに過ぎている。本来なら三厩で40分ほど時間があくはずだったけど下手をすると到着後すぐに折り返しになるかもしれない。
DSC_8169.JPG11:51,スーパー白鳥到着。7分遅れである。「おぉ~来た来た」とシャッターを切っていたら「出発するよー」と車掌さんの声。急いで列車に飛び乗る。すぐさま扉が閉まり三厩行きはエンジンを轟かせ出発した。結局32分遅れでの出発であった。
次の中小国では遅れの原因となった貨物列車が停車していた。おそらく後ろから来た特急に先を譲ったのだろう。海峡線を右に分け列車は三厩を目指す。DSC_8188.JPGDSC_8290.JPGff6a9862.jpeg車窓の景色は朝来たときよりもさらにさらに積雪量が増していた。大粒の雪が横殴りで降り続けている。あまりの凄まじい景色に同じ日本でありながらも生活環境の違いを痛感する。この辺りは平地であるにも関わらず普通に生活するだけでも非常に厳しい環境だ。
津軽浜名を出発すると車掌氏が前の車両に移動していく。食い入るように窓の外を眺める僕に「雪すごいでしょ」と話しかけてきた。昨日までは春みたいな陽気だったらしい。ところが今日は大雪警報が出ていてこの荒天。ぶっちゃけた話、列車の遅れも日常茶飯事らしい。特に遅れが出た場合、特急の運行が最優先されるため津軽線の普通列車にそのしわ寄せが集中するらしい。
DSC_8276.JPGDSC_8257.JPGb16252f4.jpeg三厩には12:32に到着。30分の遅れである。折り返しは12:42なので10分しか時間がない。足早にホームに降り列車を撮影。続いて駅舎に向かい駅舎の中&外観も撮影。再びホームに戻り再び列車を撮影。蟹田から乗り通した1人旅の大学生風の兄ちゃんとお互いに写真を撮りあう。
今回はたった10分の滞在だったけどかなりインパクトの強い訪問となった。久々に来たけど蟹田ー三厩間の津軽線、大好きだ。
DSC_8129.JPGDSC_8124.JPGDSC_8128.JPGDE10にひかれていくあけぼのや雪まみれのつがるを撮影する。あんまり雪がすごいので「こんなので飛行機は飛ぶんかいな」と心配になり青森空港に電話する。現在運航取り止めになってる便はなくすべての飛行機は予定通りに飛んでるらしい。しかし電話に出たお姉さん、感じが悪いったらありゃしない。「は?なんでそんなこと聞くの??」みたいな対応だった。青森とかだとこれしきの雪は日常茶飯事なのか??。
駅弁を買い再び列車に乗り込む。10:21、蟹田に向け出発。油川の信号場では今度は13分停車。僕は旅行で来てるからいいんだけど通勤、通学でこの線を利用してる人たちは毎度毎度のこの停車にイライラしたりしないのかな??
DSC_8133.JPG僕の方はイライラすることもなくさっそく駅弁を広げる。その名もほたて三昧。青森に来たらやっぱりホタテだね。うまいうまいとペロッと平らげてしまった。
雪はますますひどくなる。ただでさえ雪で真っ白なのに巻き上がる雪で窓の外が全然見えない。中沢で4分停車。ちょっとホームに出てみるも横殴りの風雪にあっという間に体温を奪われる。いや~その辺の雪山といい勝負だ。
DSC_8142.JPG先ほど雪かきをしていた蓬田のホームにもまたどっかり雪が積もっている。すごいな。こりゃやってもやってもきりがないぞ。



DSC_8148.JPG蟹田に近づくと窓の外は猛吹雪だ。長い間、鉄ちゃんをしてきたけどこんな強烈な雪の中で電車に乗ったのは初めてだ。
蟹田に到着。逃げ込むように三厩行きの列車に乗り込む。外は大荒れだけど列車の中は暖かくてホッとする。2両編成の列車に乗客は6人。あんまり人がいないと将来が気にかかるけどこういうがらがらの列車、大好きだ。
発車時刻になるも列車は出発しない。なんとこの大雪の影響で中小国でポイント故障発生。行き違いの貨物列車が通過ができずその影響でこちらも出発できない。ほどなくして車掌氏が行先を確認するために回ってきた。発車のめどが立たないのでこのままタクシーに分乗してもらうかもしれんとか言うではないか。おぉ~えらいこっちゃ。ここで三厩まで行けなければ今日何のためにここにいるのかわからんではないか。飛行機を予約してまでこの列車で三厩に行くことを楽しみにしてたのに・・・。人に説明できるほどの用事もないのにわざわざ経費を使ってタクシーで三厩まで乗せてもらった上にそのままタクシーで蟹田まで戻ってくるなんてなんかアホの子っていうか34歳のおっさんのやることではないぞ。これこそ経費の無駄遣いって感じで自分自身、社会人としてなんだか申し訳ない。つーか僕的には列車で行くからこそ意味があるのであってタクシーで往復してもむなしいだけだ。とりあえず保線の人が現場に向かっているらしい。あ~何とかならんかなぁ~。つーか朝行っといてよかったな。正直時間つぶしで行っただけだけどそれでもよかった。もしこれで行けなくても一矢報いたという感じで泣く泣くながらも納得できる。DSC_8157.JPGそれでも「頼む!動いてくれ~」と祈りながらどか雪に埋もれた乗務員の詰め所を眺めていた。
 
8:33、蟹田に戻る。天気は大荒れ。大雪が降っていて風も強い。本来なら11:22発の三厩行きの列車に乗るまで撮影タイムだったけどこの天候では無理だ。予定していたお立ち台にはいってはいないけどこれはもう無理。行かなくてもわかる。とりあえず今回の旅では夏場のお立ち台は雪が積もると全然ダメということを身をもって体験した。駅から徒歩10分ほどのところに温泉があるようだけどとても歩いて行けるような天候ではない。ここでボーっとしとくのもなんなので青森まで一度引き返すことにする。引き返したところで特に目的はない。時間つぶしのための意味なし乗車だ。しかし列車に乗るのは大好きなので全く苦痛ではない。
DSC_8094.JPG8:52、函館からのスーパー白鳥が入線。待合室にいた多くの人がこの列車に乗り込んだ。僕はというと8:57発の普通列車の青森行きに乗り込む。




DSC_8105.JPG列車は青森に向けて出発。雪がすごい。蓬田ではこの大雪の中ホームで雪かき作業が行われていた。北海道にしろ青森にしろ乗る人は少なくても鉄道会社としてこういう作業はしなければならない。雪国の鉄道というのは通常のローカル線よりも保線に金がかかる。次の中沢では5分停車。横殴りの雪。風がゴーゴー鳴っている。次の後潟も風がハンパない。これももう雪が降っているとかいうレベルではなく完全に吹雪だ。今日は青森から伊丹まで飛行機だけどこんなんで飛行機は飛ぶんだろうか?津軽宮田ではドアが開くだけで雪が車内に吹き込んできた。スゲーなこりゃ。駅前に北の時計台の餃子と製麺工場があった。うそぉ~、こんなとこで作ってたの??札幌にしかないと思ってたのにチェーン店だったんだな。ちょっとがっかりした。
油川でまとまった乗客を乗せて終点の青森に到着・・・する前に油川の信号場で下り列車待ち。上りも下りもここですれ違うことがとても多い。こんなところで何分も待たせるならいっそのこと青森駅で時間調整すればいいのにと思う。でも僕なんかが考えつかないような何か理由があるんだろうな。行き違い待ちの間、ふと思いついて時刻表を開く。845956おぉ~、青森であけぼのとご対面できるじゃないの。じゃ、日本海は・・・こっちはだめだ。青森着が8:45。この時間なら蟹田にいたな。つーかこんなことなら青森近辺に残って日本海も撮影すればよかった。この時期だと大阪で撮影しようとすると半狂乱になった人々が押し寄せて非常に窮屈な撮影になるとこは間違いない。しかし平日の青森なら大阪ほどの混雑はなかっただろう。惜しいことしたなぁ~。どうせ三厩には昼からも行くんだし。
大雪の青森に到着。朝到着した時より雪の量は増えている。DSC_8119.JPG間もなく上野からのあけぼのも到着。撮り鉄野郎もいるにはいるけど大阪や東京のことを思えばかわいいものだ。この大雪でヘッドマークが雪に覆われて見えない。しかしこれは紛れもない上野発の夜行列車、あけぼの号だ。蟹田でお立ち台からの撮影はできなかったけど青森であけぼのと初対面できたのでそれはそれでよかった。
 
7:07三厩に向けて出発。車内は高校生だらけかと思ってたけどそれほどでもなかった。昔、平日(とはいえ夏休み)の朝の日高線で自分以外すべて高校生という列車に乗ったことがある。ローカル線とはいえ高校生で満員の列車の中に大学生が1人。いやー浮きまくっててなんか居場所DSC_8083.JPGがなかったなぁ。今なら全くそんなものは気にせずに窓の外を見てるだろうけど・・・。
しかしまぁ雪がすごい。昨日の江差線もすごいと思ったけどこちらの方が数段すごい。辺り一面が雪に覆いつくされているという感じ。こういうのを一面の銀世界というのかもしれないけど空が黒いのできれいというよりも北国の厳しさをまざまざと見せつけられる感じだ。中小国で海峡線と別れる。木古内と同様に新幹線の工事が行われている。
隣の大平からも津軽線がよく見える。

DSC_8076.JPG次の津軽二股は海峡線の津軽今別とくっついている。こちらはJR東日本であちらはJR北海道の駅ということで別物扱いになってるのかどうかは知らないけれどまぁ変わってるわな。運賃計算とかめんどくさいのかもしれないけどいっそのこと同じ駅にしちゃえばいいのにと思う。
大雪に覆われただだっ広い雪原を列車は走る。雪原の所々で道路標識の頭だけが顔を出してる。雪原から道路標識が生えてるみたいだ。ゆうに2mは積もっていると思う。
除雪されていないけど雪の下は道路なんだろうな。中には雪に埋もれた踏切もあった。列車が来ても全く反応していないように見えた。全く除雪もされておらず人も車も行き来がないようなのでこれで問題はないのだろう。
屋根から落ちたり除雪されて積み上げられた雪が建物の2階に迫ろうかという勢いでそびえ立っている。
津軽浜名で高校生とその他の客も下車。高校もあるしここがこの沿線の中心部なのか??もう10年以上乗っていないので前に乗った時の記憶は三厩と蟹田以外ない。
DSC_8067.JPGDSC_8068.JPG







三厩まで乗り通したのは僕と大学生風鉄ちゃん2人組のみ。この季節の平日にこんなとこにやってくる社会人なんてほとんどいないだろうな。逆に言うとこんなことができる自分は幸せ者だ。
ホームに出て写真を撮る。時間がないので今回はホームのみ。駅舎はまた昼からだ。

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登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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