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2008年12月23日
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種池山荘で登山バッチ(鹿島槍・爺ヶ岳)と水を2本購入。疲労困憊のK籐に「冷池まで行くか?」というと行くという。時刻はまだ13時前。今日のこの天気なら夕立も含めて雨はなさそうだ。しかし今のK籐のペースでは非常に不安だ。途中でへばらなければいいけど・・・。「なんか荷物よこせ。持ってやるから」と言っても頑なに拒む。根性はあるな。さすがへばってもK籐。
DSCF9304.JPGというわけで冷池山荘を目指し、まずは目の前にそびえる爺ヶ岳へと向かう。





DSCF9315.JPG左手前方には目指す冷池山荘が見える。






DSCF9308.JPG後ろを振り返るとこんな感じ。








DSCF9300.JPG
小屋の背後には残雪の立山連峰。





相変わらず天気はよく快適な稜線歩きだ。しかし前方を見ると尾根の東側ではガスが沸き立っている。
DSCF9333.JPG爺ヶ岳南峰直下。THE 夏山という感じ。






DSCF9338.JPG振り返ると種池山荘が小さく見える。







DSCF9339.JPG進んではK籐を待つというのを繰り返し爺ヶ岳南峰に到着。そしてヘロヘロのK籐を残し一人中峰を目指す。
中峰に登ると中峰と巻き道との合流点でK籐と再び合流。その後、山荘をめざしハイマツ帯の下り道を歩く。ところがしばらくすると右目のコンタクトが曇ってきた。「ん?なんじゃ??」 なんかタンパク質でも付いたのかとにかく右目が曇る。目薬さしてもダメ。不快感極まりないので冷乗越で眼鏡に切り替えるべくコンタクトを外す。すると

「げげっ!!!」

なんとコンタクトが血で染まっているではないか!!もう5年以上もごまかしながら使ってるハードコンタクトなので一瞬眼球から出血してるのかと思い鏡で確認してさらにびっくりした。なんと右目の周りが血で染まっている。パンダの黒縁みたいにな感じで右目の周りが血で染まっている。「な、な、なんじゃこりゃー!!!!!!」  ひょっとして何かとんでもない奇病にかかったのではないかと大いに狼狽し、K籐に見せるとK籐も大いに驚いていた。ここまでサングラスしてたからK籐も気づいていなかったのだ。大いに狼狽しながらも鏡で眼球を見ると特に充血していることもなく出血はしていない。どこから出血しているのかもよくわからず自覚症状も全くないので「う~む、見てなかったことにしよう」とあまり深く考えないことにした。
DSCF9352.JPG気づくと冷池山荘は目前だ。山荘の南側は崩落しておりなかなかすごいシチュエーションである。遠くから見えているときは「あの崩壊地に鎖かなんかついてそこをよじ登らねばならんのか??」なんて心配してたけどそんなことはなく樹林の中をひと登りして冷池山荘に到着。時刻は15時半。コースタイムよりも20分遅い到着だ。通常なら山と高原地図のコースタイムの7~8掛けで歩くのでいかに時間がかかっていたかということがわかる。まぁK籐が初日に全く振るわないのはここ数年のパターンなのでこんなものか。とりあえず冷池山荘までたどり着いてよかった。K籐には明日の復活を期待しよう。
 
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DSCF9262.JPG午前9時。扇沢の駐車場を出発し登山口へ。登山口は「鹿島槍」になってるのかと思ったら「爺ヶ岳」となっていた。爺ヶ岳の方が手前にあるからこうなってんのかな。
ここで登山者カードを書かされて出発。辺りは閑散としているので受付のじいちゃんに「みなさんもう出発されたんですかね??」と訊ねると「もう100人くらい出発してる」とのこと。まぁ山登りで9時スタートは遅いよな。
しかし一応の宿泊地の種池山荘のテン場まではコースタイムで4時間足らず。ここに泊まるなら9時スタートでも十分だ。
そして種池山荘めざしスタート。グイグイ高度を稼ぐ。しかしK籐がついてこれない。ここ数年、登山初日のK籐はこんな感じだ。やつは仕事が多忙を極めているので日頃全然山に行けない。それどころか運動もできない。そこへ年に一度の夏山山行。日頃の疲れに加えて寝不足での急登。こりゃきついだろうな。去年の雨飾も一昨年の燕の時もそうだった。しかし2日目には体が慣れるのか通常のK籐に戻る。今日は仕方がないな。
DSCF9268.JPG1時間ほど登ると眼下に扇沢の駐車場が見えた。ちっちぇーな~。






DSCF9272.JPG途中ケルンのところで下山のおばちゃん達とすれ違う。「そこから小屋が見えるよ」と言われ山頂を眺めると確かに見える。「まずはあそこまでだな。」
しかし僕としては今日のうちに二日目の幕営地である冷池山荘のテン場まで行きたいと考えている。明日は午後から天気が崩れるという予報なので今日のうちに冷池まで入り、明日は鹿島槍を往復してテントの中で雨をやり過ごそうと思っているのだ。

DSCF9273.JPGそれにしても今日はいい天気。雨男の僕的にはこんな晴天に巡り合うのは久しぶりだ。左手に見えるのは岩小屋沢岳か。明日も明後日も曇り&雨の予報なので今日のこの晴天をたっぷり堪能しよう。
K籐の先を歩いて差が開くとストップしてK籐が追いつくのを待つというのを繰り返す。本来なら遅いK籐のペースに合わせるのがセオリーだけどやつも素人ではないのでここは自分のペースで進む。で、適当にK籐の給水休みを取る。



DSCF9290.JPGそれでも途中まではそれなりのペースだったけどだんだんペースが遅くなり種池山荘が見えたころには時刻は12時半になろうとしていた。






DSCF9288.JPGしゃきしゃき歩けば14時には冷池山荘に着くんじゃなかろうかと思ったけどこりゃちょっと厳しいなぁ~。種池山荘の下から爺ヶ岳を望みながらそう思った。

K籐と合流しまずは大谷原へと向かう。今回は扇沢から登って大谷原へと下りるルートだ。というわけで下山口の大谷原へK籐の車をデポしに向かう。DSCF9258.JPG今日の天気は快晴。前方にはきれいにお山が見えている。何山かわからないけど。
大谷原へ到着する直前、突然サルが飛び出してきた。K籐の後ろをついて行ってたんだけどK籐の車が通過した直後に飛び出してきたもんだから危うくひくところだった。危ねぇ危ねぇ。
大谷原に到着。意外にも駐車スペースには車が2台しか停まっておらずなんだか拍子抜けする。百名山にしては少なすぎるぞ。
大谷原からは僕の車で扇沢へ。こちらの方は登山だけでなく立山・黒部への観光基地でもあるので多くの車でにぎわっている。車で行けるとこまで上がっていくと扇沢のバスターミナルの駐車場に到着。しかしなんとここの駐車場は有料ではないか。しかも「さっき通り過ぎた駐車場は無料って書いてましたよ」とK籐が言う。戻った方が登山口にも近いので一瞬戻ろうかと思ったけど、いっぱいかもしれんしなんだか戻るのも億劫だったのでそのまま有料駐車場に入れることにした。「まぁ1回500円って感じだろ」ってタカをくくっていたらなんと「24h1000円」との文字が目に飛び込んできた。今回の山行は2泊3日。てことは駐車場だけで3000円も取られてしまうではないか。これには気絶しそうになった。沢渡だって1泊500円だぞ。しかしショッキングだ。こちらは24h1000円であちらはタダ。下調べをしてこなかったことを死ぬほど後悔した。
この金・土で夏山山行第2弾、北アルプスは鹿島槍へと行ってきた。
金曜日、仕事を終えて帰宅。20時には出発したかったんだけどチビを風呂に入れろだなんだのと色々あって出発は21時。ガソリンが半分くらいしかなかったのでGSに寄ると「今、コンピューターの調整中で5分少々お待ちください」と言われしばし足止め。ガソリンを満タンにし、いざ中国豊中のインターに向かうとなんと「渋滞。吹田まで20分。」との表示が。 「なんてこったー」
高速へは入らない。右手にノロノロ運転の中国道を眺めながら中央環状線を走る。吹田インター付近まで来ると数珠繋ぎだった中国道の渋滞もそれなりに崩れて何とか走れていたので吹田から高速へ乗る。京都や栗東なんかの渋滞が心配だったけどその後の渋滞は無し。「やはりお盆の渋滞は明日の夜からだな」と思いながらそれまでの遅れを取り戻すべく走りに走って梓川のSAに到着したのは深夜1時過ぎ。走行距離は396キロ。よく頑張った!!
今回の山行は単独行ではなく山の相方K籐と一緒だ。K籐とは信濃大町の駅に7時半集合ということにしている。21時半ごろに電話した時には「まだ全然準備ができていない」とか言っていたのでどうなることかと思ったけど、23時過ぎに僕が中央道に突入した時に奴はすでに飯田付近を走行しており僕が梓川のSAに到着する前には「大町に到着。もう寝ます。」のメールが届いていた。北アルプスだと名古屋スタートというのはかなりのアドバンテージだ。
SAの中に入るとこんな時間なのに高校生の姿があちこちに見える。「なぜこんな時間に??」と思ったらTシャツに「作新」の文字が。そういうことか。今日は勝ってたな。おめでとさん。
DSCF9250.JPG翌朝。5時45分起床。昨日寝たのは1時40分。4時間睡眠だ。デイリーで朝食と行動食のおにぎり4つにメガシャキを購入。準備を整え出発したのが6時50分。集合場所の信濃大町の駅には約束通りの7時半に到着。K籐と合流した。
 
12時30分、菅平牧場を出発。これから半日かけて神戸まで帰る。山道を下って目指すは須坂長野東インター。来た道を引き返すのかと思ったらナビはこっちから高速に乗れという。麓まで降りると天気は快晴。まさに初夏って感じである。順調に進み高速に入る。これから神戸まで長い長い車旅だ。
                                                                       
DSCF7646.JPGいつもは夜ばっかりでこんなに真っ昼間から高速を走ることはないのでなんか新鮮だ。車窓からは青い空、白い雲の夏空が広がり山々の緑も映えてとても開放的な気分だ。





DSCF7652.JPG途中姨捨SAで停車。JRならば三大車窓のひとつだけにSAからでもいい眺めだ。






車を借りた弟くんのお土産を買って再び出発。傍らには大きな荷物をくくりつけたライダーが走っている。いや~夏だねぇ~。
9b132a75.jpegしばらく走ると掲示板に「雨注意」の文字が。この辺ではそれまでは天気がよくてもトンネルを出た瞬間「ザァ~」ってこともある。程なくして雨がポツポツ落ちてきた。でも右側は黒い雲に覆われてるけど左側の空は青空。ザーザー降ることはなく ピンポイントで雨雲の下に入っただけだった。


DSCF7671.JPG再び夏空が帰ってきた。気持ちいいな~。







中央道を南下するに従い日差しが強くなってきた。中津川まで帰ってくると日差しは完全に夏。フロントガラスが熱~くなってきて運転席w)€「砲嫌・w)りじりと熱が伝わってくる。金曜日までは夏の手前って感じだったけどこの二日で完全に夏へと脱皮した感じだ。

それまで順調に走っていたけど多治見と小牧の間で事故渋滞。交通集中なら仕方がないかと思うけど事故渋滞だと「もぉ~」と思ってしまう。事故の横を通過。単独で中央分離帯にぶつかったのか車が一台だけ停まってた。まぁたいした事故じゃなくてよかった。
中央道から名神に突入。時刻は…まったりした昼下がりだ。
DSCF7678.JPG羽島の手前で新幹線の鉄橋と並走。その前方には黒い雲が待ち構えている。あれは雨が降ってんな。関ヶ原の辺っていつも天候が崩れる。





abd44acb.jpeg「おっ!」グットタイミングで前方から新幹線がやって来た。N700系だ。あっという間にすれ違う。






DSCF7698.JPG伊吹山が近づいてくるとにわかに周囲が暗くなってきた。そして「ザァァァ~」。大雨が降ってきた。大粒の強烈な雨がフロントガラスを叩きつける。「うお~前が見えん!!」ワイパー最速にしても前が見えん。これは危険だ。スピードを落として大雨区間をやりすごす。どーせ降ってんのはこの辺だけで関ヶ原越えたら止むだろ。


DSCF7703.JPG予想通り関ヶ原を越えると雨はやんだ。路面は濡れてるけど前の方は明るくなっている。






DSCF7715.JPG16時30分。多賀SAに到着。長野を出たときにはバリバリに日が高かったけどそろそろ日が傾き始める時間だ。SAには観光バスだのなんだので大変な混雑。しかしここまで戻るとめちゃくちゃ暑い。空も完全に夏の夕方の空だ。登り線の方に移動して早めの夕食。もちろんステーキ丼と小うどんのセットだ。いやー今日もうまい。ご飯もおかわりして山で飛ばしたカロリーを完璧に補完する。つーかお釣りが出るくらいだな。
いろいろ写真を撮りながら走ってきたけどここでデジカメのバッテリーが息絶える。ここからはケータイのカメラで撮影だ。
P1000460.JPGまずはこれまでの走行距離。なんとジャスト999キロ。トリプル9だ。
多賀では一時間ほど滞在して神戸に向け再び出発。ここから先は断続的に渋滞。「もぉ~」と思いながらも「おっ、そうだそうだと」ラジオをFMに替える。日曜のこの時間は「日産 あ、安部礼司」を聞かないと。しかし時間はすでに17時40分。放送はあっという間に終わってしまった。


P1000482.JPG強烈な西日にさらされながらノロノロ運転で進む。それでも京都や大阪の地名が出始めると「とりあえず帰ってきたなぁ」と思う。




P1000510.JPGP1000513.JPG吹田で近畿道と中国道を分ける。もう少しで名神も終点だ。 豊中、尼崎と通過。周りが暗くなってきて画像がぶれ始めた。生田川まではまでたどり着きたかったけど西宮のインターの手前で完全に日没。う~む、間に合わなかった。西宮からは阪神高速で生田川まで。当初は車を弟の家まで持っていくつもりだったけど渋滞とかで遅くなったので三宮の駅で渡すことになった。そして19時30分、三ノ宮駅到着。菅平牧場から七時間の旅が終わった。いや~七時間。長かった。夏の青空から夕立、そして最後は夕日から日没まで、天候の変化と太陽の動きを満喫した車旅であった。とりあえず今回で百名山も54座目。まぁ定年までには終わるだろ。            おしまい。
 
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1977/09/23
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登山 自転車 旅 鉄道
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登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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