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2008年12月23日
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今年の夏の山行は鹿島槍に行こうと思っている。相方のK籐も一緒だ。しかしグアムのために早くも2日間夏休みをぶち込んでしまった。まだ誰も夏休みの予定を入れていないのにさらに僕が休みをぶち込むのはさすがによろしくない。というわけでまだ日程がはっきり決められない状況だ。僕的にはこの状況が気持ち悪い。とっとと日程を決めてそれに合わせて計画を立てたいのだが・・・。そこで考えたのが7月の海の日の3連休。ここならだれにも文句を言われることもなく山に行ける。しかし大きな問題がある。これまでの経験上、この時期というのはまだ梅雨の真っただ中だ。過去2回この時期に山行を行ったことがある。1度目は立山から薬師岳への縦走で2度目は槍ヶ岳。しかし1度目は大雨に降られて縦走を断念。登りの登山道が滝のようになってて山登りというよりも沢登りの様相を呈していた。その後も天候は回復せず結局五色が原山荘で2泊しそのまま室堂に戻る羽目になってしまった。
2度目の方も雨にたたられた山行であった。槍の穂先に登頂するもガスで真っ白。おかげで(?)高度感を全く感じることもなくホイホイ登ることができた。しかしその夜、稜線にある槍ヶ岳山荘のテン場は大荒れに荒れまくった。テントがぶっ壊れるんじゃなかろうかというくらいに強風&豪雨に翻弄された。朝が来てテントの外に出ると周りに一張りのテントもなくなっていた。なんと僕ら以外の全員が小屋に避難していたのだ。
そんな感じで海の日の山行にはロクな思い出がない。
もう一つの大きな問題。それはツールだ。この日程で山に行くとツールの一番の核心部分である勝負どころの山岳ステージを見ることができなくなってしまう。初日、二日目とグアムで見れない上に最も盛り上がるこのステージをスルーするわけにはいかない。
いや~困ったなー。できれば梅雨明け10日の8月あたまあたりに行きたいんだが・・・。非難覚悟で休みをぶち込むしかないかな。
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妙見山から帰ってきてからチビを連れて我が家の裏山、釣鐘山と石切山を歩いてきた。
帰宅後はノルマの風呂の大掃除とトイレ掃除をこなし家を出たのは14時半。こんな時間からでも気軽に歩いていける(「登る」ではなくあくまでも「歩く」)んだから手軽でいい山だ。つーか山って感じしないな。林っていうかなんつーか。山って感じがしないと言いながらも「裏山」、これが一番しっくりくる。
豆坂口のバス停を左に分けて釣鐘山の入口に向かう。途中の溝で小学生くらいの子供たちがカニを捕まえてた。のどかなものよ。
釣鐘山の入り口から階段を上る。つーかここまで来るまでにも結構な激坂を登っていく。まぁこの雲雀ヶ丘や花屋敷周辺ってのはどこも激坂だ。ロードでわざわざ北摂の山や六甲山に行かなくても我が家の近所でいくらでもヒルクライムの練習ができる。
チビもえっちらおっちら登っていく。地元人からいえばただの裏山だけどこんな山でもちゃんと登山の恰好をした人たちがそれなりにいる。しかし散歩の格好のじいちゃんたちも多い。P1000384.JPG釣鐘山を通過して石切山に到着。チビの足でも余裕だ。ここから先は下るのみ。途中長尾台の公園で遊んで再び山道に戻る・・・といってもここまでくればほとんど終わったようなもん。満願寺のお墓のところに出て防火用水みたいな池でうしがえるを観察。上からでも水中を泳ぐ魚が見える。ブラックバスかな。
最後は満願寺ではなく愛宕原のゴルフ場へ抜ける。といってもどちらも目と鼻の先だ。愛宕原のゴルフ場からはいつものようにバスで雲雀の駅まで下る。歩こうと思えば難なく歩けるけどチビはバスに乗りたがるのでバスに乗る。今週はロードにも山(??)にも行けて充実した週末だった。

なんと来月発売のビックコミックオリジナルで岳が最終回になるらしい。僕もビックコミックを読んでるけど自腹で買うのではなく人が買ったのをもらって読んでいる。会社の人が買ってみんなで回し読みしたのが僕のところにまわってくるのは大体1~2週間後だ。
最初に言っとく。僕はこの漫画が大好きだ。しかしここ2年くらいは「そろそろネタが尽きてきたかなぁ」と感じることもあった。まぁ北アルプスを舞台に5年も6年も書いてたらそりゃネタだってなくなると思う。そして去年ヒマラヤに旅立った。で、それからこれまでヒマラヤが舞台になっている。これまでの1話完結ではなくほぼ1年ずーっとヒマラヤでの話が続いている。面白い・・・でもちょっぴりマンネリ感も感じていた。なんつーかドラゴンボール的な感覚。
初期から中期の頃の北アを舞台にしてた頃は、話の内容自体が非常に身近なものだった。遭難はしたことないけどリアルに想像できたり「うん、わかるわかる」と共感できたり。
それ以降は話が山からちょっと離れたりして「さすがにネタに詰まってきたか」と感じることもあったけどそれでもそこからキャラの人生模様に深みが出てきてそれはそれで漫画としては面白かった。
そしてヒマラヤ編。相変わらず漫画としては面白い。読んでて「ほぉ~」と思うことも多々ある。ただアルプスの頃と比べると登山のレベルが高すぎて「ほぉ~」とは思ってもそれをリアルに想像できたり「わかるわかる」と共感できることは少なくなったなぁ。別にそれが悪いとは言わん。実際漫画としては面白い。しかし石塚さん自体もちょっと疲弊してんじゃないかと勝手に想像してみたりもする。ずーっと面白いものを書き続けるのもしんどいだろうな勝手に想像してみたりもする。
次に出る単行本が最終巻となる。1巻から最終巻まで買い続けた漫画は実に稲中、駅弁ひとり旅に続き3作目だ。しかし連載しているものをリアルタイムで読んでさらに単行本が出るたびに買い求めるのはこの岳が初めてだ。
岳が終わってしまうのは寂しいけどこの作品は後世に残る偉大な名作になるのは間違いない。この作品に出会えてよかったー!!!ありがとう、島崎三歩!!!!!
茶嵐の駐車場に戻る。駐車場のおっちゃんにどこか日帰り入浴できるとこはないかと聞くとここから500mほど下ったところにあるという。その言葉通り島々方面に下ったところにその温泉はあった。DSCF8953.JPG沢渡温泉の上高地ホテルだ。ここで3日ぶりの風呂で汗を流す。風呂場には僕以外には背中に鯉が跳ね回っているその道の人と思しきおっちゃんが一人。しかし気にせずのびのびリラックスする。
さっぱりした後は腹ごしらえだ。金がないので閉店間際のコープで値下げされたコロッケだのフレンチドックなどを購入。疲れた体にファンタオレンジがしみわたる。
中部縦貫道から飛騨清見インターに向かうと渋滞でノロノロ運転。東海北陸道は岐阜方面に白鳥まで渋滞中。これは遠回りでも日本海周りで帰った方が早いかもしれんと富山方面へと向かう。岐阜方面の大渋滞とは対照的に富山方面はがらがらだ。しかし早くもここで睡魔に襲われる。ちょろっと走っただけで隣の飛騨河合PAに入り仮眠することにした。
しかし・・・目覚めたのは深夜2時半。うおぉ~やっちまったー!!これはいかん、とっとと帰らんと渋滞に巻き込まれるぞ。
この時間になってしまったらわざわざ日本海周りで帰ることはない。次のインターで降りて引き返そう。しかし飛騨清見インターの次のインターである白川インターまでは25キロくらいも離れていた。これを往復すると50キロ以上も無駄になってしまう。なんかめちゃくちゃ損した気分だ。こんなことになるのなら高速に乗る前にどこかの駐車場にでも車止めて仮眠しときゃよかったわ。
それでもこのまま日本海周りで帰るよりは多少は近かろうと白川で降り飛騨清見へと引き返す。久々にオールナイトニッポンを聞きながらの深夜のドライブだ。今は土曜はオードリーがやってるのね。なかなか面白くてよい。
岐阜に向けて引き返していると天候がまたまたおかしい。ピカピカと稲光が光り雨が降り始めた。もぉ~ほんと雨ばっかだな。
しかし飛騨清見を過ぎてしばらくすると雨はスパッと止んだ。さらにはきれいな満月が浮かんでいる。ちょっと離れると全然天気が違うんだな。
時刻は3時をまわりオールナイトも2部に突入。今日の2部はmoumoonのyukaのオールナイトだ。実は僕はmoumoonが好きだ。時にsunshine girlが好き。これを楽しく聞きながら快適なドライブを楽しむ。いいねぇ、深夜放送。夜明けに向けてのこの時間帯が好き。
最近オールナイトの2部を聞いてなかったので知らなかったけど4時で1部地域は切り離されるようだ。いったん番組を占めてから4時から再び仕切り直し。しかし4時半で「ここでニッポン放送をお聞きの皆さんともお別れです」なんて言うではないか。ん?何この言い方。ニッポン放送じゃない人はお別れにはならないんですか??
なんともすっきりしない言い方だけど4時半でニッポン放送での放送も終了。釈然としないので福岡のKBCにダイヤルを合わせる。するとyukaのオールナイトはまだ続いているではないか!!なんじゃこりゃ。キー局の放送は終わってるのにネット局では引き続き番組が続いている。なんとも意味不明な状況だ。東京から電波飛ばしてるのに東京の人は聞けないとは・・・。それよりも何よりも2時間の放送の間に2度も番組を締めなきゃならんとはパーソナリティーも落ち着いてコーナーをできんではないか。
時刻は5時。夜が明けた。moumoon yukaのオールナイトを聞き終わり多賀のインターで早すぎる朝食。朝っぱらからラーメンを平らげ再び走り始めた。結局自宅には6時45に到着。さすがにこの時間だと渋滞に巻き込まれることもなく快調に走り抜けることができた。久々にオールナイトの2部も聞き通すことができ楽しい時間を過ごすことができた。  おしまい
テン場に戻りテントを撤収する。となりのテントあとにはおじさんと長野県警の山岳警備隊が。やり取りに耳を傾けると、大阪から来たこのおじさんがテントをデポして上にあがって一泊。一夜明けて降りてくるとテントが飛ばされて無くなっていたという。そりゃ昨日から今朝にかけて吹雪になってたからね。
DSCF8938.JPG僕の方は準備も終わり涸沢をあとにする。時刻は12時10分。最終バスまでもう5時間ないぞ。翌日も休みなので最悪沢渡まで降りれなくてもいい。しかし下山が翌日になると高速の渋滞に巻き込まれる。いやそれよりも何よりもこのぐっしょりと湿ったテントの中でまた一夜を過ごすのが嫌だ。
出発時、ジャケットとレインパンツを着るかどうかで少し迷った。でも結局このまま(着たまま)で下山開始。しかしすぐに暑くなって「くそ~脱いどきゃよかった~」と激しく後悔。本谷橋まで我慢しようと袖をまくり前を全開にして下山する。
時間がないのでとにかく足を動かす。本谷橋には12時50分過ぎに到着。ここでジャケットとパンツを脱ぎ、ザックカバーもアイゼンも外した。行動食でエネルギーを補充し荷物をまとめていると突然「がらがらがらっ!!!」と大きな音がした。音がした方を見ると前方で雪煙を上げながら落石が発生していた。
13時過ぎ、横尾を目指して歩みを進める。ここまで降りてくると雪が完全に腐っている。さらに進むと登山道はぐちゃぐちゃにぬかるんでいる。しかしそんなものはものとのせずに重戦車と化してどんどん進む。とにかく17時までに上高地に到着したい。DSCF8941.JPG前を歩くパーティーを何組か追い抜かし孤高にそびえる屏風岩に別れを告げ横尾は14時5分に通過。とりあえず予定通り歩けている。
空を見上げると雲行きが怪しい。真っ黒い雲が上空を覆っている。すると間もなく空から雨が降ってきた。しかし止まらない。しばらくすると雨は止んだ。しかし相変わらず雲行きは非常に怪しい。
徳沢には14時50分に到着。ここで10分休憩。行動食でエネルギー補給。これで持ってきた食料はすべて食べつくした。
DSCF8945.JPGお次は明神に向けて再び歩きはじめる。雨は断続的に降ったりやんだりを繰り返す。しかしレインウェア関係は着ない。時間との戦いなので立ち止まる時間がもったいないのだ。途中、前を行く登山者たちが樹林の方を眺めている。「何かいるんですか??」と聞くと「クマ」との答えが返ってきた。見ると10数メートル先に黒い塊がもぞもぞ動いてるのが見える。おぉ~あれは紛うことなく森のクマさんだ。(写真ではカメラがしょぼくてよくわからんが・・・)
登山中(とはいってもすでに徳沢まで降りてきてるんだが)にクマを見るのは初めてだ。しばらく様子を見ていたけど特にどうということもないので再び歩きはじめる。明神は15時40分に通過。ここまで来ると「あぁ間にあった~」と実感できた。歩くスピードを少し緩めアルプスとの別れをかみしめながら上高地を目指す。ここでちょっと強めの雨が降った後あられが降ってきた。こういうのを見るといくら麓とはいえここは山なんだなぁと感じる。そして小梨平に到着。DSCF8949.JPG最後に河童橋に挨拶をしてバスターミナルには16時20分に到着。涸沢から4時間余り。下り基調であるとはいえ自分的には上出来だ。沢渡へのリムジンバスは10分間隔での運転。会社や家族あてのお土産を買ってバスに乗り込む。ここまで来ると「う~む涸沢岳、登っときゃよかったな~」と思う一方で、登ってたら最終バスに間に合ってなかったという現実もある。来年リベンジしようかな。とりあえず非常に勉強になった山行であった。
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誕生日:
1977/09/23
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さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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