忍者ブログ
2008年12月23日
[19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

795c7d5b.jpeg廻り目平を出発し横川を目指す。しかしこの目の前に広がる広い畑は開放感いっぱいだ。ちょっと美瑛っぽいこの風景が気に入ってしまった。いいなぁ。車を停めて散歩がてら歩き回ってみたいけど横川まで行かねばならんので今回は我慢した。
 国道141号を北上し佐久市に入る。こうやって車で走るのは初めてだけど意外にも町らしい町だ。JRの乗りつぶしのときに来てるはずだけどそのときの印象はまったく心に残っていない。つーか小海線自体が「乗った」という事実だけで印象に残っていることがない。強いて言えば野辺山駅で「ここがJRで一番高いとこにある駅かぁ~」という記憶がおぼげに残っているくらいだ。あとはヤスデのイメージくらいだな。
この日の佐久はお祭りらしく市内は交通整理が行われインターに向かう道が通行止めになり迂回させられた。
インターへ向かっていると「長聖高校」の看板を発見。おぉ~これはかの有名な佐久長聖高校に違いない。こんなとこにあったのか~。
佐久ICから高速に乗る。上信越自動車道・・・東京まではまだまだ遠いけどなんだか関東のにおいがぷんぷんするような気がする。
トンネルばかりの道をすっ飛ばしていると群馬県に突入。いやー関東ですよ関東。といっても場末もいいとこだけど。
目的地をナビでセットしているけどナビ子ちゃんは碓氷軽井沢ICではなくひとつ向こうの松井田妙義ICで降りるように言っている。何故だ??地図を見ると碓氷軽井沢ICってのは国道から離れたとこにあってそこから横川へ向かう道も細くて非常にうねうねしている。まぁこのあたりは碓氷峠なのでどこを通ってもうねうねしてるんだけど要するに道がよくないってことか??
トンネルを出て件の碓氷軽井沢ICに差し掛かかる。すると「どわぁぁぁぁぁ~!!!」
DSCF7467.JPGすごい光景が目に飛び込んできた。目の前にビックサンダーマウンテンのようなすごい形の山がそびえたっているではないか!!!「なんじゃありゃー!?」
車はすぐにトンネルへと飛び込んだがあの強烈なシルエットが目に焼きつきテンションは急上昇。前に横川駅に行ったときには一般道でしかも激しすぎる濃霧の中を走ったのでまったくあんな山の存在には気付かなかった。帰りは「もう2度とあんな恐ろしい道は御免じゃ!」と高速で帰ったけど暗くなってたし今とは反対方向だったので気付かなかった。
トンネルから出ても進行方向右手には先ほどのビックサンダー並みのすさまじい形の岩山(草木が生えてたから岩じゃないのかも)があちこち並んでいる。すげーな、この景色。さすがに高速を走りながら右側の景色は撮れないがすさまじい光景が広がっている。そういや高崎線に乗ってたときに似たようなとんがり山を見たような記憶があるな。あれを見たときは「群馬の山って尖がってんなー」と思ったものだが間近で見るこのとんがり山のインパクトは凄まじいものがあった。
興奮冷めやまぬうちに車は松井田妙義ICに到着。したみちで横川のおぎのやさんへと向かった。
PR
下山後、金峰山荘へお風呂に入りに行く。ここのキャンプ場はシャワーもあるし金峰山荘にはお風呂もある。施設的に恵まれたキャンプ場だ。ひとっ風呂浴びてすっきりする。お風呂には誰もいなくて貸し切り状態。のびのび入ることができた。受付のところで駐車場の清算のことを聞いたら「キンポウに登ってきたの??」と聞かれた。一瞬「ん??」と思ったけどすぐにこの金峰山(きんぷさん)は山梨だと「きんぷさん」、長野だと「きんぽうさん」と呼んでるということを思い出した。ちなみにこのパターンとはちょっと違うけど甲斐駒なんかは長野では「東駒ケ岳」って呼ぶらしい。(木曽駒と区別するため)
8c8dc653.jpeg外に出ると涼しい。下りてきたときには「下界は暑いなぁ」と思ったけど風呂に入って一息つくと涼しく感じる。さすがに標高が1500mを超えているだけのことはある。




DSCF7427.JPG時刻はまだ15時。せっかくここまで来たんだから少し周りを散歩してみる。テントサイトから沢まで下りてみた。水がめちゃくちゃ冷たい。





DSCF7429.JPGその沢の水でビールを冷やしてる人がいる。こんなに冷たい水で冷やしたビールがうまくないわけがない。いいなぁ~、オレもやりてーなーなんて思ったりもするけどこれから車で移動するのでそれは許されない。


DSCF7435.JPG沢から上がって周りを見るとクライミングしてる人の姿が見えた。いやースゲーわ。オレには無理無理。
車に戻って荷物をまとめていると駐車場で動けなくなった車が現れた。バッテリーが上がったとかではなくこのガレ場っぽい地面のせいでタイヤが空転している。おまけにこの結構な斜度のせいでバックで上れず前に停めてある車とぶつかりそうになっている。ブレーキを放しアクセルを踏むたびにタイヤ(後輪)は空転しズルズルと車は下へ下がってくる。やばい、これはぶつかる。運転手のおっちゃんも相当テンパっていたので前から押そうかと申し出ようとすると救世主が現れた。キャンパーではなくおそらくクライマーの人(見た目はKREVAっぽい)が「引っ張りましょうか?」と申し出たのだ。この人が牽引ロープで引っ張り上げてくれるというんだけど、こんなロープ車に積んでるんだねぇ。さすが。
衝突寸前のセレナをKREVAの黄色いステージアが引っ張る。ステージアもバックで引っ張るんだけどなかなか引っ張り上げられない。エンジンのうなり声とともに白い煙が上がる。クラッチが焼けてるのか??しかしそこはさすがにステージア。最後はしっかり安全なところまでセレナを引っ張り上げた。いやーかっちょいい。おっちゃんは恐縮しきりであった。
そんな場面を見届けてからこの廻り目平をあとにすることにした。しかしまだ時間的に余裕がある。どうしようかと考えてたらいいことを思いついた。この近辺まで来たならあそこに行かねばならんだろう。そう、あそこ。ある意味鉄ちゃんの聖地、横川駅のおぎのやさんだ。普通の人の感覚でいえばこれから四阿山に登ろうかという人間が県境を越えて逆方向の群馬へ向かうなんてのは考えられんだろう。ナビでセットするとここから100キロ以上も離れている。でも佐久までは同じ道だから兵庫からきた旅人的には「ついで」の範囲だ。よし、横川行くぞ。釜めし食うぞ。オレは決めたぞ。横川のSAでも売ってるだろうけどここはやはり横川駅で買うのが鉄の心意気というもんだ。
ということで中部地方を超えて関東地方まで遠征することにした。
7時半、金峰山山頂に向け廻り目平の駐車場を出発。前情報通りクライマー多し。キャンパーも多し。そしてこれまた前情報通りここから金峰山へ向かう登山者少なし・・・。百名山やってる人的には金峰山は瑞牆とセットで登る人が多いだろうからやはり瑞牆山荘から登る人が圧倒的に多いんだろう。
キャンプ場のわきを歩いて行く。この道沿いに停めているキャンパーたちの車を見るとタイヤのところに車止めとして石をかましている。そうか、例のガレ場の駐車場に転がってた石は車止め用に使った石だったのか。
車両の乗り入れ禁止のチェーンをまたぐ。全く人気がなくなる。ちょっと心細くなる。そういや前日、ネットのニュースで北杜市でおっちゃんがクマに顔をかまれるという事故が発生していた。北杜市っていうとエリア的にはこの近所ではないか。会いたくねえなぁ~。
ところで今回の山行、正直準備らしい準備というものをしていない。いつもならちゃんと登山計画書を書き、2万5千分の一の地形図を持参し、GPSにルートを落として山に臨む。しかし今回は登山計画書代わりに山と高原地図のコピーにルートを赤ペンでなぞったものを嫁に渡し、地図は山と高原地図のみ、GPSの方も前日になってやっとこさルートを作成した。山旅クラブのライセンスも切れており、再度購入しようとすると以前よりやり方がややこしくなっていた。ちなみに金峰山と四阿山のどっちを先に登るかということも金曜日の夕方に決めたほどのぐうたらぶり。いくら日帰り登山とはこれはいただけない。鹿島槍の時はちゃんとやろう。
そんな適当さ加減MAXで林道を歩いて行った。   続く 
7月14日。5時にケータイのアラームを鳴らしたけど2度寝して5時半起床。併設しているデイリーで唐揚げ弁当とおにぎりを購入。朝っぱらから唐揚げ弁当を腹の中へと流し込む。そして出発。天気は曇り。とりあえず昨夜の雨は止んでいた。ラジオのニュースによると昨日は九州だけでなく関東でも大雨が降ったようだ。
P1000444.JPG走り始めるとすぐに霧が出始めた。う~む嫌な展開だ。しかしそれは部分的なもので間もなく消えてホッとする。
小淵沢ICでおりて登山口の廻り目平を目指す。最近はナビに頼りっぱなしで自分でどこを走っているのかわからないということが多い。今回も自分的にルートもわからなければどの辺を走っているのかもわからんままに廻り目平まで運ばれてきた。


0dabaa18.jpegインターを降りるといきなり山道へと突入していく・・・と同時に霧で辺りが真っ白になった。ぜーんぜん前が見えない。この状況、以前浅間山を登った後の碓氷峠越えの状況とそっくりだ。(2009年12月6日のやつ参照)  
ビビりながらもゆっくり走る。標高が上がるにつれますますガスもひどくなる。もう勘弁してくれ~。20分ほど走りやっとこさ濃霧地獄から抜け出す。ふぅ~。
この濃霧地獄を抜け出したところが清里高原。いやーまさしく「高原」といった感じのところで非常に牧歌的なところだ。わりかし広い畑が多く「これが小学校の時に習った高原野菜を作ってる畑だなぁ」なんて思いながら車を走らせる。時折顔を見せる小海線を見るにつけここで撮影したらいい画が撮れそうだなぁとも感じた。小海線も乗ったことあるけどぶっちゃけ野辺山駅のイメージしか残っていない。あらためて車で走った感想は東京人が訪れる高原リゾートって感じ。ここを家族でのんびり訪れるって旅もありだな。あ、でも家族で来ると撮り鉄になれないからやっぱ一人だな。家に帰ったらお立ち台通信をチェックだ。
P1000455.JPG国道141号を離れ川上村へと入っていく。すると村の中のあちこちで何かを運ぶ馬鹿でかいトラクターをやたらと見かける。何を運んでるんだろう??





P1000457.JPGつーかこんな朝早くからもう働いてるんだな。ご苦労さんです。






DSCF7267.JPG廻り目平の駐車場には7時半に到着。つーかなんだここの駐車場。一瞬ガレ場かと見紛うようなワイルドさ。こんなとこに停めるの??つーかこれ四駆以外は厳しくないか??しかも写真では伝わりにくいが結構な斜度である。あんまり奥地に停めようとすると動けなくなりそうなのでアスファルトの道に一番近い手前側に停めることにする。しかしなんだ、ただ単にガレ場っぽいだけでなく駐車スペースごとになんかでかい岩がごろごろ転がっている。注意しないとバンパーをガリッとやってしまいそうだ。
ずいぶんとワイルドな駐車場に戸惑いながらも7時半、廻り目平に到着した。

7月13日から単独で今年の夏山山行の第1弾、金峰山と四阿山へ行ってきた。第1弾としたのは8月にK籐と鹿島槍に行く予定があるからだ。しかしK籐との日程が合わなくなる可能性がありもしかするとこちらも単独行になるかもしれない。
金曜日、定時で仕事を終え着替えを済ませてから18時前に車で出発。今回は嫁が僕に車を渡さないという暴挙に出たのでうちの弟の愛車を借りての山行だ。この日の朝、わりかし近所の弟君の職場の駐車場で車を借りた。トヨタのウィッシュである。
雨の降る中の出発だ。天気予報では明日、明後日の天気は曇り。雨だけは勘弁してほしい・・・。摩耶から阪神高速に乗る。本線に上がるとやはりというかなんというか予想通りの渋滞中。しばらくはのろのろ運転が続く。のろのろ運転が解消されると西宮から名神へ。いつもなら一度家へ帰り、飯を食い、風呂に入りみたいなことをやってるうちに出発が21時をまわるというパターンが多い。そうなるとだいたい京都、栗東、草津あたりで渋滞にはまりなかなか前に進めず翌日は睡眠不足で登り始めるという羽目になる。今回も3連休前の金曜だけどスタートが早いのでレジャーへ向かう渋滞は始まっていない。
京都の手前で「おっ!」と興味深い高速バスを発見。日本中央バスの夜行バス「シルクライナー」だ。このバスは大阪から群馬まで行くバスなのだが経由地がおもしろい。通常の夜行バスは出発地を出ると目的地までダイレクトに向かうものだけどこのバスは便によって富山や金沢を経由したり名古屋を経由したりする。しかも名古屋を経由するにしても名古屋駅を経由したあとに金山駅にも停車する。普通名駅に停まったら次は群馬方面に向かいそうなものだがなぜか金山に向かうのだ。芸が細かいというか無駄が多いというかとにかくこんなよくわからんルートで群馬に向かう。しかも普通は高崎なり前橋なりの県内の主要な都市に向かいそうなものだけど、高崎・前橋の双璧で止まることなく沼田だ桐生だ伊勢崎だのと群馬県内を事細かにまわる。さらに以前は到着時間がすごかった。難波を16時半に出た佐野行きの高崎到着(発?)は深夜3時35分。その後4時過ぎに前橋に到着し、その後太田を経由し佐野を目指すというすごいダイヤ。さらに京都発の便に至っては京都を15時半に出発し高崎着(発?)は23時50分で前橋着(発?)が0時25分。終点の佐野には深夜2時40分という凄まじいダイヤとなっていた。こんなダイヤなら前橋以降はいらんだろと思うんだが・・・。佐野で降りた人はそのあとどうやって家に帰ればいいのだ・・・。さらに度肝を抜かれるのがこの逆の便、つまり佐野発京都行きの出発時間であった。この便、なんと佐野発の時間が深夜2時20分であった。もう全く意味が分からん。京都から来た便の到着が2時40分なので折り返しですらない。何の執念だか知らんがここまでして佐野と京都を結ばねばならんのかと思うと同時に超意味不明な夜行バスに1回乗ってみたいもんだと常々思っていた。さらには群馬の百名山に登る時にひょっとして使えるんではないと考えていた。ちなみにさすがにこの壮絶なダイヤはやりすぎたと反省したのか現在は常識の範疇に入るダイヤに改善(?)されている。
話を戻す。弟君のウィッシュの運転にも慣れ、渋滞知らずでスイスイ進み19時40分、多賀SAに到着。ここでは恒例のステーキ丼と小うどんのセットを食す。ここを通るのならこれは外せない。ご飯食べ放題でこの価格はありがたすぎる。ペロッと平らげ、その後下り線にあるお風呂でひとっぷろ浴びる。仕上げにマッサージ機で全身のコリをほぐし、併設されているファミマで食料を調達。ちなみになんとここにえびせんべいの里ができていた。食べ放題の試食のせんべいを口の中に放り込み再び出発。この日はできれば諏訪SA 、それが無理なら最低でも駒ヶ岳SAまで行こうと思っていたけど連日のツールのせいで寝不足気味。睡魔に襲われ始めだいぶ手前の阿智PAでくたばった。   続く
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
としぷー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
カウンター
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]
○photo by hanamaru.○